TALK SESSION お客様からの信頼

座談会:問題解決力 検査担当:岡井谷 顕さん 営業担当:矢賀 善紀さん 現場担当:屋比久 勉さん
今回はお客様との折衝に当たる営業担当、工場との橋渡し役を務めながら出荷・洗浄などを担当する現場担当、常に品質の向上に目を光らせる検査担当の3名にお集りいただき、「オーサカステンレス」の今後の目標や現場の雰囲気について語りあっていただいた。各部署間でどのようなコミュニケーションを取りながら加工に当たっているのか? その一端をのぞいてみたい。

QUESTION まずは、それぞれが担当しているお仕事を教えてください。

  • 営業は受注を取り、そのお客様との折衝を担当するのが主な役割です。受注をいただいた製品が製作可能か判断し、納品までのスケジュールの確認など、お客様の窓口となることが多いです。

  • 屋比久

    現場は受注した製品の加工をどの工場で行うか決定し、加工の手配や進行を行います。各工場におけるチェックや品質管理はもちろん、でき上がったものを検査部に確認してもらった後に洗浄・梱包作業をして出荷するのも現場の仕事です。

  • 岡井谷

    検査部は出荷前に、加工した製品の材質や形状、寸法などに間違いがないかを検査します。不適合品不良品を出さないようにする大切な役割です。

QUESTION 各部署や担当間では、どのようにコミュニケーションを取っているのですか?

  • 矢賀

    毎朝、各担当が集まってミーティングを行います。

  • 屋比久

    内容はその日に出荷する商品の打ち合わせや納期調整、スケジュールの確認が中心ですね。

  • 岡井谷

    以前のミーティングでは納期の確認だけが大半を占めていましたが、ここ数年は品質に対してもかなり意識が高まってきました。

  • 屋比久

    注文指示書を確認しながら「どの工場であれば作成できそうか?」など、ご注文の内容にあわせてどのように進行するかの検討もよく話すようになりました。

  • 矢賀

    技術的に難しい部分がある場合やどうしてもわずかな誤差が出る場合は、その時点でお客様にも説明しご理解をいただくようにしています。

  • 岡井谷

    とくに現場は加工をお願いする工場とのやり取りがあるので大変ですよね。

  • 屋比久

    ただ、今は検査部で数値をしっかり出してくれるので、工場にNGを出す場合も「これだけの誤差があるからやり直して下さい」とわかりやすく言えるので、納得してもらいやすくなりました。

  • 細かい数値までしっかり出るのは、ご注文をいただいたお客様に安心してもらう面でも大きいですよね。

QUESTION 「ISO 14001/9001」の取得にあたる中で、業務に良い影響が出るようになったとお聞きしましたが?

  • 矢賀

    これまでトップダウンで仕事や職場の話が下りて来ていたのが、下からの意見が積極的に発言しやすくなり、採用される回数も増加しました。

  • 岡井谷

    ここ数年で社員の数も増加し、社内もシステム化が求められ、分業化が増えました。これまでは、それぞれが個人の仕事だけを把握していても何とかなったのですが、部署間を超えて共有することが必要になっているタイミングだったのだと思います。

  • 矢賀

    お客様の当社に対する信頼度にも変化が出てきましたね。

  • 屋比久

    検査を徹底していなかった時代は、お客様に届いてから不良品が発覚して作り直すこともありましたが、今は検査の段階で不良品の出荷を止めることができますし。

  • 岡井谷

    商品に対するルールを厳しくすることは、業務負担が大幅に増加する不安もありましたが、結果的には良いことばかりが残る形となりました。とくに不良品が減ったことによる信頼が向上したことは嬉しかったですね。

  • 今は商品の誤差もお客様に自信を持って説明できますし、お客様側も数値をきっちり説明することで安心してもらえます。

QUESTION 「オーサカステンレス」の強み・武器といえば何でしょうか?

  • やはり「ニッケル合金」です。自社に豊富な在庫を抱えているので、当社でしかできない特殊な加工にもトライできます。

  • 屋比久

    「オーサカステンレスでしかできない」という製品はこれからも増やしていきたいですね。

  • 矢賀

    丸棒に関しては、とくに最近は素材・規格に対する要望が増えていますが、海外から取り寄せることもできるので、ニッケル合金の扱いに関して国内は元より、アジアでも一番だと自負しています。

  • 岡井谷

    在庫に対してもPMI検査(「304」以上の製品)はしっかり行いますし、ロットごとに、チャージ管理を行っています。同じ鋼種でも、いつ、どこからいつ仕入れたものかまで、明確に管理しています。

  • 屋比久

    これまで当社が手掛けてきた製品の指示書なども保存していますよね。

  • 岡井谷

    最近はお客様に説明が伝わりやすいように、図面もしっかり作成します。

  • 矢賀

    海外の方は、書類は厳しくチェックするのですが、図面まで手が回らないことも多いので、これを付けると喜んでもらえることもありますね。

  • 屋比久

    工場側でも図面がある方が作りやすいですし、検査時の照らし合わせにも役立ちます。

QUESTION それでは、今後の目標について教えてください。

  • 屋比久

    現場としては、納期の管理と品質の管理を徹底することです。

  • 岡井谷

    現場の彼らが商品の品質を管理してくれるので、検査部としても助かっています。工場から納品された時点で、こちらに回ってくる前に不良品などに気付いてくれますし。

  • 営業としては、売上げはもちろんですが、顧客満足を向上させることですね。そのためには現場や検査部に無理をお願いすることもありますが、そこで信頼を得られたことで次の仕事にも繋がりますから。

  • 岡井谷

    今はお客様の方から「不良品があるなら先に言って欲しい」と言われますよね。

  • 屋比久

    加工をお願いする工場のデータも作成しているので、どの加工はどこが得意か? どのレベルの注文に応じられるかなども定期的に評価しています。

  • 岡井谷

    検査部の目標としては、社内の不備による不良品を徹底的になくしていきたいですね。そのためには、いかに情報を各部署で共有するかが大切になると思います。

  • 矢賀

    ミーティングでも「前回はこうだったから、今回はこうしよう」という話が出るし、どこかの部署だけではできないですよね。

  • 屋比久

    ミスを0にするための品質向上や連携は、今後も取り組んでいくべき課題ですよね。

  • 岡井谷

    あと検査部は珍しい機械(測定器)も揃っているので、お客様にも当社に興味がある工場の方などにも、気軽に立ち寄ってみて欲しいですね。実際に検査する工程を見ると、イメージも大きく変わると思います。

お客様からの信頼

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